Amazon垢BAN研究所のバン太です。
僕自身、これまで
- 購入アカウントも3つ止まったことがあり、今は1つ正常に動いています
- セラーは5ストア運営して停止と復活が10回以上(今は1ストア稼働中)
- KDP出版は停止2回・復活2回(今は1アカウント稼働中)
- 解決実績は400件超、復活サポートも30件以上(国内・海外含む)
を経験してきました。
「アカウント健全性の数字が急に赤くなった」
「100を切ったら止まると聞いて、何から手をつければいいか分からない」
数字が下がった直後の相談は、まだ止まっていない段階で届くことも多く、ここでの動き方で結果が大きく変わります。
ここでは、アカウント健全性評価(AHR)の仕組みと、100を切ったときに先にやるべきこと、すでに止まってしまった場合の進め方を、実際にAHRの低下から復活した事例とあわせて整理します。
※ Amazonの規約や対応方針は変わることがあります。この記事は執筆時点(2026年10月)の情報なので、最新の内容は必ずAmazon公式の案内も確認してください。
【3秒でわかる結論】AHRが100を切ったら、未対応の違反を一件ずつ片づける
数字が下がった原因が分からない、どれから対応すべきか迷う場合は、LINEでアカウント健全性ページの状況を送ってもらえれば、優先順位をお伝えします。
アカウント健全性評価(AHR)の仕組み

AHRって、1,000に近ければ近いほど安心なんですか?
AHRは、出品者がAmazonのポリシーをどれだけ守れているかを0〜1,000の数字で表したものです。セラーセントラルの「パフォーマンス」→「アカウント健全性」で確認でき、色でも状態が分かるようになっています。
| スコア | 色 | 状態 |
|---|---|---|
| 200〜1,000 | 緑 | 健全。停止の心配は基本的にない |
| 100〜199 | 黄 | リスクあり。停止になる可能性がある |
| 0〜99 | 赤 | 健全でない。停止の対象か、すでに停止 |
数字は、未解決の違反の数と重さ、直近の販売実績をもとに動きます。Amazonはフォーラムで、注文数が減るとAHRが下がることはあっても、規約違反がない限り200を下回ることはないと説明しています。つまり200を割り込んでいるなら、どこかに未対応の違反があると考えて間違いありません。
AHRの数字が高くても、不正や虚偽、違法な行為が疑われる場合は、スコアに関係なく停止されることがあります。数字はあくまで目安として見てください。
AHRが下がる主な原因
①知的財産権や真贋の警告が積み重なっている
権利者からの申告や購入者の苦情で、知的財産権や真贋に関する警告が入ると、スコアが下がります。一件ずつは小さく見えても、放置したまま次の警告が入ると、一気に赤まで落ちることがあります。
警告が1件入った時点で対応する。重なってからでは戻すのに時間がかかる。
②商品の安全性や制限対象商品に関する違反
出品に許可が必要な商品や、安全性の書類が必要な商品で警告が入るケースです。どの商品が対象なのかを把握しないまま出品を続けると、同じ警告が繰り返されます。
新しいジャンルを出品する前に、許可や書類が必要か調べる。
③出品ページの内容に関する違反
商品の説明が実物と違う、禁止されている表現を使っている、といった出品ページの問題も、警告の対象になります。複数の出品者が同じページに相乗りしている場合、ページの作り手でなくても影響を受けることがあります。
相乗りしているページの説明が、実物と合っているか確かめる。
④未対応のまま放置している違反がある
違反の通知に対応しないまま日数が過ぎると、スコアに反映されたまま残ります。届いた警告に早く対応するほど、スコアは戻りやすくなります。

①と④が重なるケースはよくあります。小さな警告をそのままにしていたら、気づいたときには赤だった、という流れですね。
通知メールが迷惑メールに入っていないかも見直す。
AHRが100を切ったときの手順
- STEP 1アカウント健全性ページで、違反を一覧にする
「商品規約の遵守」などの項目を開き、どの違反がいくつ出ているかを書き出します。対象のASIN、違反の種類、日付、申し立てができるかどうかを一覧にしてください。
- STEP 2影響の大きい違反から優先順位をつける
すべてを同時に片づけようとすると、どれも中途半端になりがちです。知的財産権や真贋、安全性など、影響の大きいものから手をつけるのが基本です。
- STEP 3違反ごとに「申し立てる」か「受け入れて是正する」かを決める
誤った申告だと思うものは、証拠を添えて申し立てます。たとえば真贋の警告なら、条件を満たす請求書を出すのが基本です。こちらに非があるものは、対象の出品を止め、何を変えたかを示して是正します。
- STEP 4同じ原因の違反が続かないよう、出品を見直す
警告が入った商品と同じジャンルや仕入れ先の商品が、ほかにも出品されていないかを確認します。ここを放置すると、対応しているそばから新しい警告が入ってしまいます。
- STEP 5すでに停止された場合は、改善計画書で答える
AHRの低下で停止まで進んだ場合は、時間がたてば自然に再開するものではありません。原因になった違反を特定し、根本原因・是正措置・予防措置の順で改善計画書を出します。書き方はAmazon改善計画書の書き方|通らない理由と根本原因から書く順番を解説で詳しく整理しています。
違反を一覧にして、影響の大きいものから片づける
どれが原因か分からないまま、関係のない出品まで一気に消す
💡 ここで解決しない、不安な方へ
どの違反が決め手になったのか分からない、対応しているそばから新しい警告が入る、すでに赤になって停止の通知が来た、という場合は、一件ずつの対応を急ぐ前に全体を整理したほうが早いことが多いです。AHRが100を下回って停止した方も、原因を特定してから改善計画書を出し直したことで、アカウントは復活しました。
相談現場の事例

AHRが下がってから戻った人は、どう動いたんですか?
AHRが100を下回ってアカウントが停止したセラーの方です。最初は全体的な反省文を出していましたが、どの違反が数字を押し下げたのかを特定できていませんでした。違反を一件ずつ洗い出して原因を絞り込み、改善計画書を作り直したところ、アカウントは復活しました。
輸入品の2つのASINに真贋調査の警告が入り、売上金が全額引当金に回ってしまった方です。アカウントは止まっていなかったものの、警告が残ったままではスコアも資金も戻りません。購入を証明する書類を正しい形式で揃えて出したところ、提出から3日で警告が削除され、売上金の拘束も解除されました。
数字そのものを上げようとするより、数字を下げている違反をひとつずつ消していくほうが、結果的に早く戻ります。
赤になる前に気づくための日常のチェック
AHRは、急に落ちたように見えて、実際には黄色の段階が何日か続いていることがほとんどです。週に一度でもアカウント健全性ページを開く習慣があれば、赤になる前に手を打てます。
見るのは、スコアの数字、新しく入った違反の有無、申し立ての期限の3つで十分です。あわせて、パフォーマンス通知のメールが迷惑メールに振り分けられていないかも見直しておきましょう。相談の中には、警告メールに気づかないまま数週間たっていた、というケースが少なくありません。
新しい商品を出品するときは、そのジャンルに出品の許可や書類が必要かどうかを先に調べる。これだけでも、②の違反はかなり防げます。

週に一度、コーヒーを飲みながらアカウント健全性ページを開く。それくらいの気軽さで続けるのがちょうどいいと思います。
違反を片づけても戻らないときは、別の原因を疑う
違反を解消したのに数字が戻らない、またはスコアが高いのに停止された、という場合は、AHRとは別の理由で止まっている可能性があります。本人確認や支払い情報、関連アカウントの問題は、AHRの数字に表れないことがあります。
停止の種類の見分け方はAmazonアカウント停止の種類一覧|購入者・セラー・KDP・関連BANを完全網羅で、売上金だけが止まっている場合はAmazonのサスペンドで売上金が保留されたら|90日の意味と回収までの手順でまとめています。
AHRの低下でアカウントが止まったあとの解除の流れは、Amazonのサスペンドとは?解除までの流れと原因をセラー向けに解説でも解説しています。
本人確認や支払い情報、関連アカウントの問題は、AHRの数字に出ないことがあります。
よくある質問

数字の見方で迷う方が多いので、よく聞かれる質問をまとめました。
Q. AHRが200を切りました。すぐに止まりますか?
100〜199は「リスクあり」の状態で、停止になる可能性があります。すぐに止まるとは限りませんが、未対応の違反があるということなので、早めに対応してください。
Q. 違反に対応すれば、AHRはすぐに戻りますか?
申し立てが認められたり、違反が解消されたりすると、スコアに反映されます。反映までに時間がかかることもあるので、対応した内容と日付を記録しておくと安心です。
Q. 違反がないのに、AHRが少しずつ下がっています。
販売実績が減ると、数字が下がることがあります。ただ、Amazonの説明では、規約違反がない限り200を下回ることはないとされています。
Q. AHRが1,000近くあれば、停止の心配はありませんか?
高い数字は安心材料になりますが、不正や虚偽が疑われる場合などは、スコアに関係なく停止されることがあります。数字だけを頼りにせず、警告が来たら早めに対応してください。
Q. 停止を防ぐ仕組みはありますか?
条件を満たした出品者向けに、停止の前に相談できる「アカウント健全性保証」という仕組みがあります。対象になる条件は、セラーセントラルのヘルプで最新の内容を見てください。

違反がいくつも並んでいると、どこから手をつけるかで迷いますよね。画面を送ってもらえれば、片づける順番をお伝えします。
Amazon垢BAN研究所のサポートについて
AHRの低下は、どの違反から片づけるかの順番で結果が変わります。Amazon垢BAN研究所では、アカウント健全性ページの状況を見たうえで、対応の優先順位から改善計画書の作成まで、状況に合わせてお手伝いしています。
- アドバイスプラン(5万円):自分で書けるけれど、方向性と提出前のチェックがほしい方向けです。
- アドバイス+作成代行プラン(10万円):改善計画書や申し立て文の作成から、提出前の最終確認まで任せたい方向けです。
- 成功報酬プラン(着手金5万円+成功報酬10万円):復活できなかったときの負担を抑えたい方向けです。「成功」の定義は事前にLINEで確認します。
こちらからアカウントにログインすることはありません。Amazonへの提出はご自身で行っていただく形です。
LINE以外をご希望の方は、Chatwork、WeChat(微信)、メール(contact@ban-lab.jp)からもご相談いただけます。
まだ相談するほどではない方は、無料のLINEオープンチャットで、ほかの人の状況をのぞいてみてください。
まとめ
AHRは0〜1,000のスコアで、100を切ると停止の対象になります。数字そのものを上げようとするより、アカウント健全性ページで未対応の違反を一覧にし、影響の大きいものから申し立てや是正を進めてください。すでに止まった場合は、待っていても自然には戻らないので、原因を特定して改善計画書で答えるのが近道です。
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