Amazon垢BAN研究所のバン太です。
僕自身、これまで
- 購入アカウントも3つ止まったことがあり、今は1つ正常に動いています
- セラーは5ストア運営して停止と復活が10回以上(今は1ストア稼働中)
- KDP出版は停止2回・復活2回(今は1アカウント稼働中)
- 解決実績は400件超、復活サポートも30件以上(国内・海外含む)
を経験してきました。
「知的財産権の侵害と言われて出品が消えた」
「権利者のメールアドレスが書いてあるけど、連絡していいのか分からない」
知的財産権の警告は、通知の文面が硬いうえに権利者という第三者が出てくるので、どう動けばいいか迷う方が多い相談です。
ここでは、警告の種類ごとの読み方と、権利者への取り下げ依頼、Amazonへの申し立ての使い分けを、実際に著作権の指摘から復活した事例とあわせて整理します。
※ Amazonの規約や対応方針は変わることがあります。この記事は執筆時点(2026年10月)の情報なので、最新の内容は必ずAmazon公式の案内も確認してください。
【3秒でわかる結論】知的財産権の警告は「取り下げ依頼」と「申し立て」を使い分ける
どの対応を選べばいいか判断がつかない場合は、LINEで通知の文面を送ってもらえれば、取るべき方向をお伝えします。
知的財産権の警告とは

権利者に直接連絡しても大丈夫なんでしょうか…
Amazonでは、権利者が「自分の権利が侵害されている」と申告すると、対象の出品が取り消され、出品者に警告が届きます。通知には対象のASIN、侵害の種類、申告番号、そして多くの場合は権利者の名前と連絡先が書かれています。
Amazon自身が侵害かどうかを細かく判断してから止めるのではなく、申告を受けた段階で出品を止める形なので、身に覚えのない警告が来ることもあります。だからこそ、まず通知の中身を正確に読むところから始めます。
侵害の種類ごとの特徴
| 種類 | よくある指摘 | 対処の方向性 |
|---|---|---|
| 商標 | ブランド名やロゴの無断使用、偽造品の疑い | 正規品なら仕入れの証明、誤りなら権利者に連絡 |
| 著作権 | 商品画像や説明文、本の中身の無断使用 | 自分で作ったものか、許可を得たものかを示す |
| 特許・意匠 | 構造やデザインが権利を侵害している疑い | 権利の範囲を確認し、必要なら専門家に相談 |

通知を開いたら、まず「どの種類の権利か」に印を付けてください。そこが分かるだけで、やることの半分は決まります。
警告が来る4つのパターン
①権利者から見て、本当に侵害にあたる出品をしていた
ブランドのロゴが入った模倣品や、他人が撮った画像をそのまま使っていたケースです。この場合は、申し立てで争うより、出品を止めて是正し、二度と同じことが起きない仕組みを示すほうが現実的です。
争うより、出品を止めて是正し、再発を防ぐ仕組みを示す。
②正規品なのに、偽造品の疑いで申告された
正規の流通経路で仕入れた商品でも、権利者が並行輸入や相乗り出品を快く思わず、申告してくることがあります。仕入れを証明する請求書が、反論の土台になります。
仕入れを証明する請求書が、反論の土台になる。
③画像や説明文の使い方が指摘された
商品そのものは正規品でも、メーカーの公式画像や他の出品者が作った説明文を流用していると、著作権の指摘を受けることがあります。商品ではなく、出品ページの作り方が問題になっているパターンです。

③は「正規品なのになぜ?」と驚かれることが多いパターンです。画像と説明文は、自分で用意したものに差し替えておくと安心です。
画像と説明文は、自分で用意したものに差し替える。
④出品したことのない商品で警告が来た
一度も出品していない商品で警告が届くこともあります。Amazonの案内では、その場合は通知に返信して、出品したことがないと伝えるよう求めています。
通知に返信して、出品したことがないと伝える。
警告が来たときの手順
- STEP 1通知から、侵害の種類・対象ASIN・権利者の連絡先を書き出す
まず、何の権利について、どの商品が、誰から申告されたのかを整理します。商標なのか著作権なのかで、出すべきものが変わります。
- STEP 2対象の商品を出品し続けていいかを判断する
①のようにこちらに非がある場合は、対象の出品を止め、在庫の扱いも決めます。同じブランドや仕入れ先の商品がほかにも出ていないか、あわせて見直してください。
- STEP 3申告が誤りだと考えるなら、権利者に取り下げを依頼する
通知に書かれた権利者の連絡先へ、事実を簡潔に伝えて取り下げを依頼します。Amazonは、取り下げは権利者から直接届いたものだけを受け付けるとしていて、権利者のメールを転送したり添付したりしても受け付けられません。権利者が同意したら、権利者からAmazonへ連絡してもらう必要があります。
- STEP 4権利者が応じない場合や、誤りの理由がほかにある場合は、Amazonに説明する
権利者との関係が確立されている(代理店契約などがある)、仕入れの証明がある、出品したことがない、といった理由があれば、アカウント健全性ページの該当する警告から、証拠を添えて申し立てます。
- STEP 5是正した内容を記録し、同じ警告が続かないようにする
画像を自分で撮り直した、説明文を書き直した、仕入れ先を見直した、といった是正の内容と日付を残しておきます。アカウントが停止まで進んだ場合は、根本原因・是正措置・予防措置の順で改善計画書を書きます。書き方はAmazon改善計画書の書き方|通らない理由と根本原因から書く順番を解説で整理しています。
権利者への取り下げ依頼で伝える内容
取り下げを頼むメールは、長い謝罪文より、相手がすぐ状況を把握できる短い文面のほうが返事をもらいやすくなります。入れておきたいのは、次の4点です。
- 申告番号と対象のASIN、ストア名
- こちらの事実(正規の仕入れ先から購入している、または指摘を受けて出品を止めた、など)
- 取り下げをお願いしたい理由
- 同意いただけた場合は、権利者からAmazonへ直接取り下げを連絡してほしいというお願い
相手を責める書き方や、法的な手続きをほのめかす書き方は、かえって返事が来なくなる原因になります。事実だけを落ち着いて伝えましょう。
権利者から、Amazonへ直接取り下げを連絡してもらう
権利者の返事のメールを、自分でAmazonに転送する
💡 ここで解決しない、不安な方へ
権利者に連絡しても返事がない、申し立てを出しても同じ返事が続く、警告が重なってアカウント全体が止まった、という場合は、ひとりでやり取りを続けるより一度状況を整理したほうが早いです。KDPで著作権の指摘を受けて停止した方も、アドバイスをもとにやり取りを重ねて復活しました。
相談現場の事例

警告から出品を戻せた人は、どうしたんですか?
KDPで出版していた本について著作権の指摘を受け、アカウントが停止した方です。何が指摘されているのかを整理し、どの部分が自分の創作で、どこに問題があったのかを説明できる形にして、アドバイスをもとにやり取りを重ねました。結果として、アカウントは復活しています。セラーとKDPで窓口は違っても、指摘の中身を正確に読んで答えるという進め方は同じです。
輸入品の2つのASINに真贋調査の警告が入り、売上金が全額引当金に回ってしまったセラーの方です。偽造品の疑いという、商標の申告とも重なりやすい警告でした。購入を証明する書類を正しい形式で揃えて出したところ、提出から3日で警告が削除され、売上金の拘束も解除されました。
取り下げも申し立ても通らないときは、別の原因を疑う
権利者が取り下げに応じず、Amazonへの申し立ても通らない場合は、そもそも出品していた商品やページの作り方に問題が残っている可能性があります。特許や意匠のように権利の範囲が分かりにくいものは、弁理士などの専門家に見てもらうのもひとつの方法です。
警告が重なってアカウント健全性評価が下がっている場合はAmazonのアカウント健全性評価(AHR)が100を切ったらやることを、偽造品の疑いで請求書を求められている場合はAmazonの真贋調査で出品停止になったら|通る請求書の条件と出し方をあわせて読んでください。
知的財産権の警告が重なってアカウントごと止まった場合は、Amazonのサスペンドとは?解除までの流れと原因をセラー向けに解説で解除の流れを確認してください。
特許や意匠のように範囲が分かりにくい権利は、弁理士など専門家の意見も参考にしましょう。
よくある質問

権利者とのやり取りは不安が大きいところなので、よく届く質問を集めました。
Q. 権利者に連絡するのが怖いのですが、連絡しないとダメですか?
申告が誤りだと考えて取り下げてほしい場合は、権利者への連絡が近道です。連絡するときは、感情的にならず、事実と取り下げてほしい理由を簡潔に伝えてください。
Q. 権利者が取り下げてくれたら、すぐに出品は戻りますか?
権利者からAmazonへ直接取り下げの連絡が届けば、出品が戻る可能性があります。権利者の返事をこちらから転送しても受け付けられないので、権利者にAmazonへ連絡してもらうようお願いしてください。
Q. 正規品を売っているのに、なぜ知的財産権の警告が来るのですか?
権利者が並行輸入や相乗り出品を問題視して申告することや、画像や説明文の使い方が指摘されることがあります。商品が正規品かどうかと、出品ページの作り方は別に見られます。
Q. 警告が来た商品は、削除してしまえば大丈夫ですか?
出品を削除しても、警告そのものはアカウント健全性ページに残ることがあります。削除だけで終わらせず、警告への対応も進めてください。
Q. 何回警告を受けたらアカウントが止まりますか?
決まった回数は公表されていません。ただ、短い期間に警告が重なるとアカウント全体の停止につながりやすいので、一件目から早めに対応するのが安全です。

権利者が絡む話は、ひとりだと身構えてしまいますよね。通知の文面を送ってもらえれば、どちらの道で進めるかをお伝えします。
Amazon垢BAN研究所のサポートについて
知的財産権の警告は、取り下げ依頼と申し立てのどちらを選ぶかで、その後の流れが変わります。Amazon垢BAN研究所では、通知の内容を見たうえで、権利者への伝え方からAmazonへの申し立て、停止後の改善計画書まで、状況に合わせてお手伝いしています。
- アドバイスプラン(5万円):自分で書けるけれど、方向性と提出前のチェックがほしい方向けです。
- アドバイス+作成代行プラン(10万円):改善計画書や申し立て文の作成から、提出前の最終確認まで任せたい方向けです。
- 成功報酬プラン(着手金5万円+成功報酬10万円):復活できなかったときの負担を抑えたい方向けです。「成功」の定義は事前にLINEで確認します。
こちらからアカウントにログインすることはありません。Amazonへの提出はご自身で行っていただく形です。
LINE以外をご希望の方は、Chatwork、WeChat(微信)、メール(contact@ban-lab.jp)からもご相談いただけます。
まだ相談するほどではない方は、無料のLINEオープンチャットで、ほかの人の状況をのぞいてみてください。
まとめ
知的財産権の警告は、権利者の申告をきっかけに届きます。申告が誤りなら権利者に取り下げを依頼し、権利者からAmazonへ直接連絡してもらうのが基本で、それが難しいときは証拠を添えてAmazonに申し立てます。こちらに非がある場合は、出品を止めて是正の内容を示してください。警告を放置すると評価が下がり、アカウント全体の停止につながることがあります。
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