Amazon垢BAN研究所のバン太です。
僕自身、これまで
- 購入アカウントも3つ止まったことがあり、今は1つ正常に動いています
- セラーは5ストア運営して停止と復活が10回以上(今は1ストア稼働中)
- KDP出版は停止2回・復活2回(今は1アカウント稼働中)
- 解決実績は300件超、復活サポートも30件以上(国内・海外含む)
を経験してきました。
「アメリカのセラーセントラルで本人確認を出したら、英語で拒否のメールが来た」
「パスポートを出し直したのにまた同じ返事。何が悪いのか書いていない」
海外のAmazon(アメリカ・ヨーロッパ・その他の国)で、本人確認の書類を出したのに「確認できませんでした」と返ってくる。この相談は、日本から海外販売に広げたセラーさんからよく受けます。メールは英語で、理由もはっきり書かれていないので、同じ書類を撮り直して何度も出してしまう方が多いです。
ここでは、海外Amazonの本人確認が拒否される主なパターンと、書類を出し直す前に見るべき場所、出し直しの順番を、僕が実際に関わった事例とあわせて整理します。
※ Amazonの規約や対応方針は変わることがあります。この記事は執筆時点(2026年11月)の情報なので、最新の内容は必ずAmazon公式の案内も確認してください。
【3秒でわかる結論】
英語のメールの意味が分からない、何回か出して止まっている場合は、LINEで状況を送ってもらえれば対応の方向性をお伝えします。
海外Amazonの本人確認とは?日本の審査と何が違う?

日本のAmazonでは普通に通ったのに、同じ書類が海外では拒否されました。
海外Amazonの本人確認は、出品者が実在する本人であることを、その国(地域)の基準で確かめる審査です。アメリカのセラーセントラルでは「Global seller identity verification」というヘルプページで、提出できる書類と条件が案内されています(Amazon公式ヘルプ:Global seller identity verification)。
日本との大きな違いは、審査がその地域ごとに行われる点です。日本で通った書類でも、北米や欧州では別の担当が別の基準で見ます。セラーフォーラムにも、アメリカで問題なかった書類が日本の登録では拒否されたという投稿があり、逆のパターンも起こりえます。
もうひとつの違いは、書類の言語と表記です。パスポートの名前はローマ字、日本の住所は漢字、クレジットカードの名義はまた別の表記、というように、ひとりの人の情報が複数の書き方で登録されがちです。海外の審査では、この表記のずれが「別人の情報」に見えてしまうことがあります。

日本で通ったから大丈夫、という前提をいったん外して見るのがスタートです。審査する人も基準も違うと思ってください。
海外Amazonで本人確認が拒否される5つのパターン
① 登録情報と書類の表記がずれている
いちばん先に疑うのは、セラーセントラルの「アカウント情報」に入れた氏名・住所と、提出した書類の表記の違いです。名前の順番(姓名か名姓か)、ミドルネームの有無、住所の番地の書き方、建物名の有無など、人の目なら同じと分かる違いでも、審査では不一致として扱われることがあります。
日本在住の方が海外アカウントを作ると、パスポートはローマ字、住所の証明書は日本語、という組み合わせになりやすく、ここでずれが生まれます。セラーフォーラムでも、身分証がローマ字で住所とカードが日本語のため、海外アカウントが1年以上開けないという投稿がありました。
書類を撮り直す前に、アカウント情報の氏名・住所を、書類の表記と1文字ずつ見比べます。
② 書類の種類や状態が、その地域の条件に合っていない
提出できる身分証や住所確認書類の種類、発行からの期間、画像の条件は地域ごとに決まっています。日本では使えた書類が、その地域では対象外だったり、発行日が古すぎたりすることがあります。
画像の一部が切れている、光が反射して文字が読めない、白黒コピーを撮影した、といった理由でも拒否されます。この場合は条件に合わせて出し直せば進むことが多いので、先に公式ヘルプの書類の条件を確認します。
書類の種類・発行日・画像の条件を、その地域の公式ヘルプと照らし合わせます。
③ 銀行口座やクレジットカードの名義が本人と違う
売上の入金先の口座や、登録したクレジットカードの名義が、本人確認をした人と違うケースです。家族名義の口座を入金先にしていて、あとから書類の出し直しを求められたという投稿もセラーフォーラムにあります。
Amazonは、本人確認の書類・口座・カードがすべて同じ人(または同じ事業者)につながっているかを見ています。どれか1つが別の名義だと、書類がきれいでも話が進みません。
入金口座とカードの名義が、本人確認をした人と同じかを確かめます。
④ 書類ではなく、アカウントの設定側に止まる理由がある
書類にも登録情報にも問題が見当たらないのに通らない場合は、アカウントの設定のどこかに審査が止まる原因が残っていることがあります。セラーフォーラムのAmazonスタッフの回答でも、拒否のメールを受けた出品者に対して、セラーセントラルの「アカウント情報」の修正が必要なように見える、と案内されている例があります。
僕が関わった海外アカウントの事例でも、書類を2回出して2回とも拒否され、休暇設定(バケーションモード)もオフにできない状態でした。結果的に、書類ではなくアカウントの設定側を見直したことで、短期間で戻っています。どこを直すかはアカウントの状態によって違うので、ここは個別に見る部分です。
書類を変えても結果が同じなら、設定側に原因が残っていないかを疑います。
⑤ 同じ内容を何度も出して、定型文の返事しか来なくなっている
拒否のたびに同じ書類を撮り直して出すと、返ってくるのは同じ定型文だけ、という状態になりやすいです。セラーフォーラムでも、何度出してもロボットのような返事しか来ないという投稿が見られます。
提出の回数が増えるほど、審査する側には「同じものが何度も来ている」と映ります。出し直す前に、前回と何を変えたのかを自分で説明できるかが、ひとつの目安です。
前回の提出と何を変えたかを書き出せないうちは、出し直さないようにします。

①〜⑤のどれに当てはまるかで、次にやることがまったく変わります。書類を撮り直すのは、たいてい最後です。
拒否メールが来たときの対処手順
- STEP 1拒否メールとパフォーマンス通知を保存する
メールの本文、届いた日時、ケースID、記載されている期限をスクリーンショットかPDFで残します。セラーセントラルの「パフォーマンス通知」にも同じ内容が届いていることがあるので、あわせて確認します。英語の言い回しの読み方はAmazonの英語のサスペンドメールの読み方|単語の意味と返信の組み立て方にまとめています。
- STEP 2そのメールが本物かを確かめる
本人確認の時期は、Amazonを名乗る偽メールも届きやすい時期です。メール内のリンクからではなく、自分でセラーセントラルにログインして、同じ通知があるかを見ます。見分け方はAmazonのサスペンドメールは本物?偽メールの見分け方と確かめる手順で解説しています。
- STEP 3アカウント情報と書類を1文字ずつ見比べる
氏名・住所・国・電話番号・入金口座・カードの名義を書き出し、提出した書類と見比べます。表記の違いが見つかったら、書類を出す前に登録情報のほうを整えます。
- STEP 4その地域の書類の条件を公式ヘルプで確認する
提出できる書類の種類、発行日、画像の条件を、その地域のセラーセントラルのヘルプで確認します。日本のヘルプではなく、拒否された地域のヘルプを見るのがポイントです。
- STEP 5変えた点をはっきりさせてから出し直す
前回の提出から何を直したかを自分で説明できる状態にしてから、1回だけ出し直します。それでも同じ返事なら、書類以外の原因(パターン④)を疑います。
拒否されたからといって、新しいメールアドレスで海外アカウントを作り直すのはやめてください。Amazonは複数アカウントの運用を規約で制限していて、元の問題が解決するまで、ほかのストアまで閉じられる可能性があるとセラーフォーラムでも案内されています。
海外の本人確認で止まった相談事例

実際に、書類を何回も出して止まっていた人も戻れているんですか?
海外のセラーアカウントで、本人確認の書類を2回提出して2回とも拒否され、休暇設定(バケーションモード)もオフにできない状態でした。
書類を作り直すのではなく、アカウントの設定側を見直す方向に切り替えたところ、短期間で復活しています。相談者さんからは「目からウロコの方法でした。」という一言をいただきました。
こちらは本人確認ではなく、購入者アカウントのロックでセラーセントラルに入れなくなったケースです。自力で3〜4回提出し、電話もしましたが、毎回定型文で却下されていました。
提出する内容と窓口を変えたところ、約1週間で復活し、アカウントの健全性も保てています。「早めに相談していればと思っています。」という言葉が印象に残っています。
米国アカウントが停止し、本人確認のビデオ面談に進んだセラーさんです。予約画面で「選択した言語では対応できない」「予約できる枠がない」というエラーが交互に出て、日時や曜日を変えても予約できない状態でした。
英語の面談にも挑戦しましたが、翻訳アプリを使っての面談は受けられないと言われてしまいました。そこで、予約が取れない原因を一緒に整理し、手続きの進め方を変えたところ、日本語での面談が実現して停止は解除されています。前回うまくいった方法が今回もそのまま通じるとは限らない、ということがよく分かるケースでした。
3つの事例に共通しているのは、同じものを出し続けても状況は動かず、出す内容か見る場所を変えたときに動いた、という点です。海外の本人確認でも、この考え方はそのまま当てはまります。
拒否の理由を推測し、登録情報と書類を見比べてから、変えた点を決めて1回だけ出し直す
拒否されるたびに同じパスポートを撮り直し、英語の定型文を読まないまま何度も提出する
ビデオ面談の予約が取れない場合も、画面のスクリーンショットを送ってもらえれば状況を確認します。
💡 2回以上拒否されたら、ひとりで粘らないほうがいい目安です
同じ書類を出し直しても結果は変わりにくく、提出の回数だけが増えていきます。書類を2回出して拒否されたセラーさんも、見る場所を変えたことで短期間で戻りました。こちらからアカウントにログインすることはありません。
「目からウロコの方法でした。」(海外アカウントの本人確認で相談された方)
書類を直しても通らないときは別の原因を疑う
本人確認の書類を条件どおりに出し直しても状況が変わらない場合、止まっている理由が本人確認だけではないことがあります。
たとえば、クレジットカードの更新エラーと本人確認が重なっているケースは、Amazonセラーセントラルのクレジットカード更新エラー・本人確認によるアカウント停止の完全解除マニュアル【2026年最新】で詳しく扱っています。日本のセラーセントラルで本人確認が通らない場合は、Amazonセラーの本人確認が通らない原因|書類より先に見る登録情報を先に読んでください。
アカウント全体のサスペンドに進んでいる場合は、本人確認の出し直しではなく、申し立てや改善計画書が必要になります。全体の流れはAmazonのサスペンドとは?解除までの流れと原因をセラー向けに解説にまとめています。
書類を2回出して同じ返事なら、書類以外(登録情報・設定・別の停止理由)を順番に見ていきます。
よくある質問

海外の本人確認で、相談のときによく聞かれることをまとめました。
Q. 日本のAmazonで本人確認が通っていれば、海外でもそのまま通りますか?
通るとは限りません。海外のマーケットプレイスでは地域ごとに別の基準で審査されるため、日本で使えた書類や表記が、その地域では条件に合わないことがあります。
Q. 海外Amazonの本人確認は、何回まで出し直せますか?
回数の上限は公表されていません。ただ、同じ内容を何度出しても同じ理由で拒否されやすいので、前回から何を変えたか説明できる状態で出し直すのが安全です。
Q. 拒否メールに書いてある期限を過ぎたらどうなりますか?
新規登録の場合は、ケースが閉じられてアカウントが有効にならないと案内されている例があります。期限が書かれているときは、その日付を最優先に動いてください。
Q. 拒否されたので新しいアカウントを作り直してもいいですか?
おすすめしません。Amazonは複数アカウントの運用を制限していて、作り直しが見つかると元のアカウントやほかのストアまで止まるおそれがあります。詳しくはAmazonでサスペンド後に新しいアカウントを作るとどうなる?作り直しのリスクで解説しています。
Q. 英語の拒否メールに、英語で返信しないといけませんか?
提出はセラーセントラルの画面やケースから行うのが基本で、その地域の言語で書くほうが伝わりやすいです。英語に自信がない場合は、短い文で事実だけを書くようにします。
Q. 米国Amazonのビデオ面談で、予約できる枠がないと表示されたらどうすればいいですか?
日時や曜日を変えるだけでは解決しないことがあります。翻訳アプリを使った英語の面談は断られた例があるので、無理に英語で受ける前に、予約が取れない原因を確認してください。
Q. 海外アカウントの本人確認が止まると、日本のアカウントにも影響しますか?
統合アカウントの場合、ほかの地域の状態が関わることがあります。日本側に通知が来ていないかもあわせて確認しておくと安心です。
Amazon垢BAN研究所のサポートについて
Amazon垢BAN研究所のサポートについて
海外の本人確認は、英語のメールと地域ごとの基準が重なって、どこで止まっているのか分かりにくい停止です。メールの本文と登録情報の画面を見せてもらえれば、最初の相談の段階でどこから見直すかを整理します。
- アドバイスプラン(5万円):自分で書けるけれど、方向性と提出前のチェックがほしい方向けです。
- アドバイス+作成代行プラン(10万円):改善計画書や申し立て文の作成から、提出前の最終確認まで任せたい方向けです。
- 成功報酬プラン(着手金5万円+成功報酬10万円):復活できなかったときの負担を抑えたい方向けです。「成功」の定義は事前にLINEで確認します。
こちらからアカウントにログインすることはありません。Amazonへの提出はご自身で行っていただく形です。
まだ相談するほどではない方は、無料のLINEオープンチャットで、ほかの人の状況をのぞいてみてください。
まとめ
海外Amazonの本人確認が拒否されたら、書類を撮り直す前に、登録情報との表記のずれ・書類の条件・口座やカードの名義・設定側の原因を順番に見ます。同じ書類を何度出しても結果は変わりにくいので、変えた点をはっきりさせてから1回ずつ出し直してください。
海外の本人確認は、日本で通った経験がかえって遠回りの原因になりやすい審査です。書類より先に登録情報を見るという順番を守るだけで、無駄な再提出はかなり減らせます。
本人確認のビデオ面談で予約が取れない場合は、Amazonのビデオ面談が予約できない|本人確認のエラーの意味と動き方でエラーの意味と確認する順番をまとめています。
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